GX League トランジション戦略

2024年5月10日
流体テクノ株式会社
代表取締役社長 玉島正裕

 

GXリーグへの取り組み
~ 流体テクノ株式会社のカーボンニュートラルへの挑戦 ~

 

当社は、船舶の船型開発および省エネ装置の開発を通じて、海運業界へのCO2削減の貢献を続けてきました。国際海運と内航海運の両方におけるカーボンニュートラルの推進に向け、2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、以下の取り組みを推進します。


1. 技術開発の推進

持続可能な未来を目指し、環境に優しい船型設計や省エネ装置の研究・開発に注力します。最新の計算流体力学(CFD)技術を活用した船体形状の最適化や、高効率な省エネ装置の開発を実施します。これらの技術革新により、環境負荷を低減します。

 

2. パートナーと協業

株主、顧客(船主、造船所等)、大学および研究機関との連携を強化します。共同研究プロジェクトの実施、技術交流会や学会への参加を通じて、知識の蓄積と情報交換を行います。技術的な課題に対し多角的な意見を反映させ、海事産業全体の持続可能性の向上を目指します。

 

3. 全従業員への教育

持続可能な社会を目指す意識を持つことを目指し、従業員に対して、継続的な教育を実施します。社内外のセミナーや研修を通じて、最新の環境技術や持続可能性に関する知識を深めます。
この取り組みにより、従業員が日常業務において持続可能性を意識し、実践するよう努めます。

 

4. エネルギー効率の向上

事務所におけるエネルギー効率の向上を目指し、特に電力消費の主要な要因である照明、サーバー、およびパーソナルコンピューターの使用に焦点を当てます。事務所全体の照明を省エネ型のLEDに全面的に切り替え、パーソナルコンピューターの不使用時の電源オフの徹底、および古い機器を最新の省エネルギー機器に置き換えることを進めます。また、廃棄物の最小化、ペーパーレス化およびリサイクル等の再利用を推進し、環境への配慮を徹底します。

 

5. 排出削減目標のロードマップ

 
 

6. 体制